2021/10/28
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西洋医学が発達した背景

西洋医学は、人間の体を精密機械のように捉えていると言えるかもしれません。例えば、カメラはフラッシュ、ファインダー、ダイヤルといった役割に応じた数多くの部品で構成されていて、どこかが故障すると、壊れた個所を見つけ出し、修理や部品の交換をします。西洋医学もこれと似ていると言えるでしょう。人の体も様々な器官で構成されており、体の具合が悪くなると、レントゲンやCTなどで原因を調べ、病気の原因となるものや患部を取り除いて身体を健康に戻そうとするからです。特にその傾向が顕著なのが、急を要するような病状や手術が必要な場合でしょう。

例えば、激しい腹痛の症状がある場合、胃潰瘍が破裂したり、胆石が詰まっていたり、腸閉塞を起こしていたりするなど、ひっ迫した状況が考えられます。このような急を要する場面では、東洋医学よりも西洋医学による治療が効果を最大限に発揮し、患者の苦痛を和らげます。そのため、「医療」といえば、真っ先に西洋医学が挙げられるのです。

ちなみに、西洋医学が発達した要因には、社会の複雑化という背景があると言われています。社会が複雑になればなるほど、人と人や、国家間で摩擦が起こり、それが戦争にまで発展すると、怪我人を救うための医療が必要になります。しかも、求められる医療は、即効性があり、怪我人をいち早く回復させるものが求められるので、西洋医学は近年目覚ましいスピードで発達していったと言われています。